最新情報
- NHK『おはよう関西』のブログで番組映像が見られます!
- 産経ニュースに「天平令和の発願祭」の様子が掲載されました!!
- 朝のNHKニュース『おはよう関西』で、「天平令和の発願祭」の模様が紹介されます。
- 天平令和の発願祭・写真ギャラリー その2
- 天平令和の発願祭・写真ギャラリー その1
- 発願祭、大盛況の報告と御礼
- 「願いを新たに」能楽師・松田若子さんよりメッセージ
- 特別出演の岡野弘幹さんからメッセージをいただきました。
- サンケイビズ、掲載のお知らせ!
- この地で鳳凰を呼ぶ、笙と竽(う)の響き・・・
- 宝生流能楽師 松田若子さんがこの秋、金沢市文化活動賞を受賞されました!
- 鼎とはなにか?
- 今年、謡曲『呉服』が必要なわけ。
- 『呉服』の衣装は復元麻紙で作りました!
- 中日新聞WEBでもご紹介いただきました!
- 発願短冊、お茶会チケット当日販売のお知らせ!
- 甲賀市観光ガイドでご紹介いただいています!
- 井戸理恵子さんが9/13金のNHK「ごごナマ」に出演します。
- 今朝の京都新聞・滋賀版トップに紹介されました!!
- 聖武天皇「盧舎那仏造立の詔」
聖武天皇と行基はなぜここを発願の土地に選んだのか?
信楽は陶芸の町として有名ですが、天平時代に聖武天皇が一時都を遷都(紫香楽宮)し、大仏建立の地と定めて発願の詔を立てた「発願の地」であることは、未だ全国的には知られていません。
この度、信楽に縁のある有志は、上記の史実を礎に、聖武天皇の発願から今日に至る先人達と信楽の歴史・文化・精神性の繋がりを新しい形のマツリによって表現する文化再生イベント、『天平令和の発願祭』開催することとなりました。
本企画は、「信楽のために今為すべきことはなにか?」という先祖代々信楽に住み続けて来た有志を始め、縁のある人々の想いから生まれました。三年程前、信楽の魅力を探る中で、今為すべきことは「信楽の原点・歴史を見直し、先人達の想いを知り、未来へ引継ぐ、心のこもった本当の祭りをすることだ」との気付きが出発点となりました。
原点として見つめたのは、信楽は「聖武天皇が行基和尚とともに大仏の建立を夢見、<発願の地>として選んだ場所であった」という事実。
聖武天皇が発願を立てた天平時代は、大陸からの仏教文化を取り入れた華やかな時代であるとともに、政変・かんばつ・飢饉・凶作・大地震・天然痘の大流行などが相次いだ国難が絶えない時代でもありました。
「この国の安寧を願った聖武天皇は、なぜ信楽を発願の土地に選んだのか?」
令和の新時代。令和の元号とゆかりのある天平時代にこの国の将来を想い大きなビジョンを発願した先人たちに想いを馳せ、まさにその土地で、私たち自身が未来への発願を発することは、信楽の人間だけなく、全国の多くの方々にとっても意味のあることだと考えます。
この発願祭は、「聖武天皇と行基和尚の夢供養」という趣向で、聖武天皇の発願から今日に至る信楽の歴史・文化・精神性の繋がりを顕し、信楽を<発願の里>とすることで、将来この土地に多くの人たちが訪れ、この国の安寧・家族や友人関係の円満・或いは未来への夢や心願を発願する聖地となることを祈念するものです。