出演者

雅楽奏者 田島 和枝

笙を豊英秋(元宮内庁楽部主席楽長)、宮田まゆみ、石川高に、古代歌謡と舞を豊英秋に、雅楽を芝祐靖(2017年文化勲章受賞)の各氏に師事。国立劇場雅楽公演、文化庁主催本物の舞台芸術推進事業、八ヶ岳高原音楽祭、タングルウッド音楽祭、薬師寺観月祭、坂本龍一、ディープフォレスト、岡野玲子「陰陽師」などのCD参加等、雅楽古典曲から現代曲まで多方面で演奏活動を行う。笙一管での響きを軸に様々なアーティストと共演する。現在、日の出町(東京都西多摩郡)に移り住み豊かな自然の中で笙の音色作りに励む。雅楽演奏団体「伶楽舎」に所属。「おとのひとひら」主宰。


能楽師 松田 若子

能楽師 宝生流シテ方。1964年石川県金沢市生まれ。東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻卒、同大学院修了。金沢を拠点に、数々の能楽公演に出演。「沢鏡会」を主宰し、社中愛好者への指導や、能楽初心者への普及に努める。昨年度より女性能楽師による能楽公演事業「能における節供と花々」を始める。重要無形文化財(総合指定)保持。金沢市在住 。

沢鏡会公式ホームページ 


民俗学研究家 井戸 理恵子

民俗情報工学研究家。養生料理・饗応料理家。ゆきすきのくに合同会社代表。1964年北海道北見市生まれ。國學院大学卒。広告出版社、基礎科学系研究所を経て、現職。全国各地を30年以上に渡って採訪。伝統を現代に活かす活動を続ける。ラジオ、TV、雑誌などメディア出演、及び執筆多数。多摩美術大学非常勤講師。(株)アルゴグラフィックス社外取締役。著書に『しきたり12ヶ月』(かんき出版)、『カミサマを味方につける本』(PHP刊)他。

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<スペシャルゲスト>

ミュージシャン 岡野 弘幹

音楽家・サウンドアーティスト。1964年生まれ。90年にドイツIC DIGITよりワールドデビュー。民族楽器を多彩に扱い、日本的感性で表現したアンビエントミュージックは欧米のメディアでも広く紹介されている。現在までに発表したソロ、グループのアルバムは、30作以上。国内外の野外フェスにも数多く出演。ライフワークとして世界の聖地、自然遺産、全国の著名社寺などでの演奏活動を継続するかたわら、作曲家として、サウンドアート制作、映画・テレビ番組等への楽曲提供、様々なイベントの音楽監督など、活動は多岐に渡る。近年の活動としては、「大琳派祭」(2015/京都国立博物館)音楽監督と演奏、「第41回全国育樹祭」(2017/香川)メインアトラクションの音楽監督と演奏、2018年全国公開の映画『PEACE NIPPON』の音楽監督。平成29年度香川県文化芸術選奨受賞。

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 本企画の考え方として、発願祭の意義にご賛同頂ける方々を中心に、聖武天皇や行基への捧げ物に相応しい〈本物〉を招いた〈真剣な祈り〉の場を作りたく内容を練って参りました。

 メインの発願の祈りでは、聖武天皇と行基に捧げる信楽の茶器と皿を奉納し、参加者各々の発願をしたためた短冊を信楽焼きの鼎(かなえ)にくべ、先人への感謝とともに祈念します。

 神楽殿では、書家大西美貴氏による「聖武天皇の発願詔」をオマージュした書で場を創出。雅楽奏者・田島和枝氏による稀少な正倉院復元楽器「竽(う)」を用いた雅楽の奉納演奏。正倉院復元麻紙(人間国宝岩野市兵衛氏による)を衣に見立てた仕舞『呉服』を宝生流能楽師で重要無形文化財(総合指定)保持者の松田若子氏に奉納頂きます。

  そして最後に世界を股にかけて活躍している音楽家でサウンドアーティストの岡野弘幹さんに締めくくって頂きます。