今年、謡曲『呉服』が必要なわけ。

写真提供(公社)金沢能楽会:呉服と同じ衣装を着た松田若子氏

二人の神女としての織姫が舞う御代はよき世となる。。。能「呉服」にはくれはどり(呉服織)とあやはどりという、二人の織姫が登場します。応神天皇の御代、唐土から勅使に伴い日本に渡り、御衣を織り初めたと語ります。そして、今まためでたき御代(新しい天皇の時代)となり、即位のために袞竜(こんりょう)の御衣が帝の御調に供えられるために現れます。織姫の機織る踏木の足音、「きりはたりちょう」という声は悪魔も恐れるのです。舞を舞えば、精霊の妙童菩薩(みょうどうぼさつ)も影向(ようごう)して、夜通し宝の綾が沢山に織られ、大君に捧げられます。二人の織姫が御調物を供える御代は「東南の雲収まり、西北の風も静かにのどかに御代の光があまねく届き、国富み民豊かに誠にめでたき徴」であるのです。

『呉服』の衣装は復元麻紙で作りました!

忘れられた日本文化の記憶〜『麻紙』の復元

 麻は、古来より日本の神聖な儀礼において重用されてきました。そのことは、現在も神社に残る麻の扱い方、特に伊勢神宮をはじめ神社で厳重にお祓いが施されている神札が『大麻』と呼ばれている、という事実などからも伺い知ることができます。

また、正倉院に遺されている最も重要な文書が麻紙に書かれていたことや、麻の葉文様が伝統的に産着や女性の着物として一般的に用いられていたことからも、麻は「護られるべきもの」になんらかの効力があると知られていたようです。

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発願短冊、お茶会チケット当日販売のお知らせ!

天平令和の発願祭では、令和という新時代への願いと、ご自身の願いを短冊に書いていただき、新宮神社でまつり当日に火にくべる奉納祈願を行います。この短冊は、神社で願い事を書いて奉納する「絵馬」のようなものです。未来に向かって、また将来の指針として、短冊にて願いを立ててみませんか?

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甲賀市観光ガイドでご紹介いただいています!

甲賀市の観光ガイドサイト「たいむとりっぷ甲賀!」で、天平令和の発願祭を取り上げていただいています。こちらのサイトは、名所旧跡、遊び、宿泊からグルメまで、様々な情報が掲載されています。発願祭に絡めて甲賀市観光をという方にぴったり! ぜひご活用ください。http://koka-kanko.org/news/2567/

井戸理恵子さんが9/13金のNHK「ごごナマ」に出演します。

『発願の里・信楽 天平令和の発願祭』の発起人の一人で、民俗学研究者の井戸理恵子さんが、9/13金のNHK「ごごナマ」(午後1時00分~ 午後2時00分)に出演されるとのことです。

おいしい金曜日「お月見を楽しもう」というテーマで、井戸さんは「中秋の名月」にまつわる歴史や文化を解説するとのこと。

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