本日発行の京都新聞9月10日火・朝刊 で、信楽と発願祭が紹介されています。
発起人で陶芸家の奥田陶生さんのインタビュー記事です。
京都、滋賀の方、ぜひご覧くださいませ!
以下、将来の記録も兼ねて、一部を引用させて頂きます。
信楽「発願の里」PR
29日にイベント 伝統芸能・音楽や茶会など
聖武天皇ゆかりの信楽を現代のさまざまな願い事の聖地「発願の里」として発信する文化再生イベント「天平令和の発願祭」が29日午前11時から、甲賀市信楽町の新宮神社で初めて開催される。
聖武天皇は紫香楽宮で大仏建立を発願し、行基和尚とともに造営を夢見た。同祭は2人の「夢供養」という趣向で天平から令和まで信楽の歴史文化や精神性のつながりを伝統芸能や音楽、茶、陶芸のコラボで表現しようと企画した。
民俗学研究家の井戸理恵子さんや信楽焼陶芸家ら4人が発起人を務め、賛同者でつくる同祭「知識衆」一同が主催する。
当日は、音楽家岡野弘幹さんや雅楽奏者田島和枝さんの演奏をはじめ、能楽師松田若子さんの舞奉納、同神社宮司による発願の祈りが行われる。
献茶式や茶器奉納、茶会も催される。参観無料だが、発願の祈りと茶会は参加費5千円が必要。知識衆参画(一口2万円)も受け付けている。
発起人の陶芸家奥田陶生さん(53)は「本物を招いた真剣な祈りの場、文化発信の場を作ろうと内容を練ってきた。聖武天皇や行基の思いに寄り添うとともに信楽の先人らの苦労に感謝し、新しい日本の始まりを祈る機会にしたい」と話す。(以下省略)
京都新聞 2019年9月10日 火曜日 滋賀版 吉岡清記者