信楽内外の有志で立ち上げた『発願の里・信楽 天平令和の発願祭』が、「産経新聞 日本を楽しむプロジェクト」で紹介されました!
記事にもあるように、今回の発願祭の日程は、信楽が舞台となる次期NHKの朝の連続テレビ小説「スカーレット」(9月30日スタート)放映日の前日となる令和元年9月29日(日)・・・しかも、前日9月28日(土)の深夜には、「今夜も生でさだまさし~まさしが来たぞ!滋賀ラッキー~」放送、つまりあの「生さだ」だ信楽に来るとのこと・・・不思議な偶然に、“信楽熱い!”と思わずにはいられません。
ちなみに発願祭の日程は、「聖武天皇が紫香楽宮で大仏発願の詔を発せられた天平15年10月15日(満月)」にちなんで「10月に近い新月」ということで一年以上前から9月29日の新月!と決めていたので、今回のNHKの朝ドラ「スカーレット」に乗っかろうとしているわけではございません^^;
「?。聖武天皇が発願したのは<満月>だったのに、なぜ今回の発願祭は<新月>にやるの?」と鋭い方はお気づきかもしれません。実は、この発願祭、最終的には「新月で始まり満月まで終わる」壮大なお祭りをイメージしているんです。この構想については、後日また記せたらと思います。
信楽が熱い!
産経新聞 日本を楽しむプロジェクト
次期NHKの朝の連続テレビ小説「スカーレット」(9月30日スタート)の舞台となる滋賀県甲賀市信楽町で、9月29日、文化再生イベント「発願(ほつがん)の里・信楽『天平令和の発願祭』」が新宮神社(同信楽町)で行われます。民俗情報工学研究家の井戸理恵子さんや焼き物の里として知られる信楽の陶芸家らが中心となって開催します。
実は信楽は、聖武天皇が大仏建立を計画した〝発願の地〟でした。その思いは後に、奈良の東大寺の大仏で結願しますが、聖武天皇の発願の内容とは、「人間ばかりでなく動植物すべての生命の安寧を願い」「強制ではなく、事業の趣旨に賛同する民衆の自発的な参加を求めた(今でいうボランティア)」という格調高く、現代にも通じる精神性を持ったものでした。
イベントでは、こういった史実を踏まえ、信楽の歴史、文化、精神性の繋がりを「陶芸×音楽(雅楽)×舞踊(仕舞)×茶藝」 によって表現する予定です。
陶芸だけでなく、〝知られざる魅力の町〟、信楽。令和の新時代に、日本の歴史を振り返るとともに、未来への願いを祈念してみませんか?!