『聖武天皇と行基和尚の夢供養』という趣向で、聖武天皇の発願から今日に至る信楽の歴史・文化・精神性の繋がりを顕したいと考えたこの『発願祭』。
令和元年という記念すべき年。聖武天皇の生きた天平とこの令和を結ぶと、平和に導くキーワードが多く込められていたことを知りました。
そこで聖武天皇が平和への発願をしたこの地、信楽を<発願の里>とすることで、将来この土地に多くの人たちが訪れ、この国の安寧・家族や友人関係の円満・或いは未来への夢や心願を発願する聖地となることを祈念するものです。
一枚の短冊には令和という年がどういった年になって欲しいか、という発願。
もう一枚の短冊にはその為に自分はなにを為すべきか、ということを発願して貰い、それぞれ書いていただければと存じます。そして、「令和への発願」は鼎にくべて、もう一枚はお忘れなきようにお持ち帰りいただければと存じます。