信楽の新宮神社で9月29日実施される『発願の里・信楽 天平令和の発願祭』が、サンケイニュースで紹介されました!!記事へのリンク
今回は発願祭の発起人の一人でもある、民俗学研究者 井戸理恵子さんのコメント付きです。井戸さんは「令和元年に、天平の聖武天皇、行基(奈良時代の僧)の思いに寄り添い、新たなる日本の始まりを祈る機会にしたい」とコメント。「日本の伝統文化を改めて考えるきっかけになりそうだ」と記事は結ばれています。
まさにその通り! そんなイベントになれば良いなと思います。
焼き物の里として知られる信楽が熱い!
サンケイニュース 2019.9.4.
滋賀県甲賀市信楽町の新宮神社で9月29日、文化再生イベント「発願(ほつがん)の里・信楽『天平令和の発願祭』」が行われる。民俗情報工学研究家の井戸理恵子さんや信楽の陶芸家らが中心となって開催する。同町は、次期NHKの朝の連続テレビ小説「スカーレット」(9月30日スタート)の舞台となっているだけに、注目を集めそうだ。
信楽は、聖武天皇が大仏建立を計画した〝発願の地〟だったという。その思いは後に奈良の東大寺の大仏を建立し結願するが、聖武天皇の発願の内容とは、「人間ばかりでなく動植物すべての生命の安寧を願い」「強制ではなく、事業の趣旨に賛同する民衆の自発的な参加を求めた(今でいうボランティア)」という格調高く、現代にも通じる精神性を持ったものだった。
イベントではこういった史実を踏まえ、信楽の歴史、文化、精神性の繋がりを「陶芸×音楽(雅楽)×舞踊(仕舞)×茶藝」によって表現予定だ。
井戸さんは、「令和元年に、天平の聖武天皇、行基(奈良時代の僧)の思いに寄り添い、新たなる日本の始まりを祈る機会にしたい」とコメント。日本の伝統文化を改めて考えるきっかけになりそうだ。
同イベントの詳細は、https://hotsugan-sai.jp/で。